ー「小事」をきちんと片付けるー
2014年12月21日 17:50
『一にち一みり』 NO.024
ー「小事」をきちんと片付けるー
会社の仕事、日常生活でも、やらなければいけないと思う事は山のようにある。
それを片っ端からやるにはどうも時間が足りなさそうだし、無駄も多そう。
ちょっと立ち止まって考えてみよう。
□先ずは、たくさんの仕事の候補から、「大切」な事を選ぶ。
「大切」な事とは、
課題や問題を解決するために解決しなければならない事。
大切な事には、
比較的易しくすぐに解決できる、「小事」もあれば、
難しく解決するのに時間がかかる「大事」もある。
とかく、比較的易しく解決できる「小事」は大切ではなく、
難しく解決するのに時間がかかる「大事」が大切と判断しがちであるが間違い。
大事なことは、大切な、「小事」と「大事」を選び出すこと。
大切レースに脱落した、大切ではない事には手をつけない、やらないということ。
□「小事」への取組み
小事といってあなどってはいけない。
小事には、取組む、正しい姿勢と、さまざまな能力が必要。
正しい姿勢とは?
⚪︎小事といえども全力で取り組む。
⚪︎よく考えて、丁寧におこなう。
⚪︎短時間に合理的に、非の打ち所がないように完璧を期す。
さまざまな能力とは?
⚪︎対人関係が円滑に運べる能力。
⚪︎解決するためのの合理的、生産性ある作戦を立てる思考力。
⚪︎フットワーク軽く動けることや、技、力などの身体能力。
キャリアが浅い時には、一日中小事ばかりかもしれない。
先ずは、小事を完璧におこなうことができるようになることが肝心。
□「大事」への取組み
難攻不落の大事でも解決することはできる。
かつての雲の上の人の口癖。「問題は解決するためにある。」
大事に向かうということは、解決する糸口、切り口をたくさん考えるということ。
社内の誰かに相談しよう。
社外の弁護士や税理士に相談しよう。
上司やそのまた上の上司を説得しよう。
新たなアイディアのためのブレストメンバーを集めよう。
・
・
・
このように幾つもの糸口を編み出し、設定することは、
大事を小事に切り分けている行為。
私自身も会社で何度もピンチに遭遇。いずれも人が手を差し伸べてくれ無事解決。
今思うと冷や汗モノだけれども、普段の小事での付き合いが、こんな時ほど役に立つ。
助けてくれた人に感謝あるのみ。
「大事は小事の集合。」
小事を完璧に解決できれば、大事も同様ということ。
大事にひるむことはない。
先ずは、ひとつひとつの小事にきちんと結果を出すことだ。
「小事に 精進せよと われ思ふ」
ー言語化することー
2014年12月20日 16:29
『一にち一みり』 NO.023
ー言語化することー
言語化することとは、話をすること、言葉を文章にすること。
公立の中学校の陸上部を連勝に導く。
水泳の優れた指導方法。
有名な元横綱の若手力士の指導の仕方。
共通するのは、交換日記、練習記録を付けること。
言語化すること、言葉を文章にすることを考えてみよう。
日常生活で我々には、意図するしないに関わらず、情報は洪水のように入ってくる。
In Put情報は、聞く、読む、見る、味わう、嗅ぐ、触れる。
意図せず入ってくる情報。
意図して捉える情報。
入ってくる情報に対して、発信する情報量は人によって大きな差がある。
Out Put情報は、話す、書く、描く。
意図せず反応する行動。
意図して発信する行動。
普通の日常生活で、特段の課題や問題を意識せずに生活すると、
沢山のインプットされる情報をほとんどスルーする。
見えてはいても見ていない、読んではいるが心に残らない、聞こえているが聞いてない。
強い選手を育てるために、交換日記や練習記録を課すということは、
予めアウトプットせよということを動機付けること。
◇書かなければいけないと思うと、
⚪︎何を書こうかと思考が始まる。
※思考する
考えや思いを巡らせること。
あれこれと頭を働かせること。
⚪︎先生の一声一声を聞くようになる。
⚪︎受身から能動に変化する。
◇書くことがどのように役立つか。
⚪︎書くことにより、思考していることを組み立て、整理ができる。
⚪︎時間を追って、記録や考え、気持ちの変化を記録することになる。
⚪︎達成度合いを常に確認することができる。
⚪︎上手くいった、上手くいかなかった状況を客観視できる。
⚪︎今までやってきたことから修正すべき点を、明確化することができる。
◇指導者からのコメントの大切さ
⚪︎コメントを一人一人に書くことで、選手は見ていてくれるとうれしく思う。
⚪︎叱咤激励され、ほめられ、沢山の気付きをもらえる。
⚪︎記録を振り返れば、今後の指導方法が明確化する。
⚪︎記録のやり取りが大きな絆。
◇書くことのメリットを一般化してみよう。
ステップ1
興味あることや自分に取って大切なことを、課題として定める。
ステップ2
課題について、アウトプットする、書こうと決心する。
ステップ3
課題に関する情報がは入ってくるようになる。
関連する情報を探し始める、取りにいく。
ステップ4
コツコツ書く。
思考することが日常行動になる。
思考して書く、書いては思考する。
成長サイクルが回り始める。
とにかく書くことだ
「書くことの メリット信じ 今日も書く」
「長文を 読んでいただき 感謝です」
ー人を動かすー
2014年12月19日 18:37
『 一にち一みり』 NO.022
ー人を動かすー
人を動かす、人が動くには、今や二つのきっかけがある。
ひとつには昔ながらの、人によって人が動かされる場合。
もうひとつは、コンピュータ、自動音声、やがてはロボットにより動かされるケース。
パソコンヲ パソコンノ シジニ シタガッテ セッティング スルバアイ、
設定されたアルゴリズムに従わない限り、エイエンニ セット サレマセン。
腹を立てても無駄と知りながら、腹を立てている自分に腹がたつ。
今回は、人が人を動かすケースについて考えてみよう。
さまざまな、やろうとする動機、やりたくない動機を考える。
さまざまな動機。
①にんじんとしてのインセンティブ(金、昇給、昇進、地位)の有無。
②組織の階層によるルール(命令、指示)により、あるいは対等でフラットな関係として。
実際には①②のさまざまな組み合わせも大切な動機となる。
ただ、人により動機と感じる度合いはさまざま。
さらには、いずれの場合にも、さらに動機に影響を与える「感情」と「理屈」が付いて回る。
⚪︎相手に対する、お願いする人の表面的な言葉ではなく「感情」が、
・・・➕(愛情 尊敬 尊重 対等)である場合
・・・➖(愛情 尊敬 尊重 対等)である場合
⚪︎相手にお願いする「理屈」が、
・・・➕(目的にかなっている 論理的)である場合
・・・➖(目的にかなっている 論理的)である場合
感情➕×理屈➕
この人の言うこと的を得ている大好きだ、気分は最高すぐにやろう。
感情➕×理屈➖
何言っているかよく分からんが、この人好い人やってあげよう。
感情➖×理屈➕
体がやりたくないと言っている、でもきっとやらなければいけないな。
感情➖×理屈➖
この人とはやってられない断固拒否。
人を動かすには、心で相手の心を動かさない限り、人は動かない。
「掛け声かけども人動かずと 嘆く自分の胸に手を」ということだ。
これは何も人を動かす事だけではなく、指導する、叱る、ほめる、お願いする、謝るなど、
理と心を尽くして相手に本気を伝える全てのケースに当てはまる。
よし分かった。
「心から 心こめてと ねがうわれ」
ー正しいことを習慣化ー
2014年12月18日 10:49
『一にち一みり』 NO.021
ー正しいことを習慣化ー
ひと昔前には、脚力を鍛えるには、うさぎ跳び。
根性付けるには、水はだめ。
昔ハンドボールをしていた時、
猛暑のさなか、うさぎ跳びやらインターバルに明け暮れて、
水をタオルに染み込ませ、隠れてタオルの水を飲み。
多分指導者は、一点の曇りなく、正しく鍛えているのだ、
これが良いのだと、思っていたはず。
このように、手段や方法は、正しいことと、正しくないことが、
時代とともに逆転することがある。
自我流でのテニスやゴルフ、あるいは素人同士の教えあい。
ほとんど、日々下手になる訓練をしているようなもの。
やればやるほど、変な癖を完璧に体にすり込み、覚えこませる練習を繰り返す。
このようなことは、日常生活で、本当は数多くあるように思われる。
⚪︎手を抜いて仕事する、全力を出さない。
きちんとしない、頑張らないことを習慣化。
正しくは、
スキル、能力、器を広げるには、
全力を尽くす。
少し高いバーを飛ぶ努力を続ける。
⚪︎付和雷同、ムードに常に流される。
自分の頭を働かせない、自分の頭で考えることを放棄する。
正しくは、
自己成長には、自分の軸を定めて、自分の頭で考えることが一番だ。
⚪︎時間気にせず、だらだら仕事する。
生産性ということを考えないことを習慣化する。
正しくは、
時間を区切る、時間を気にかけることで、スピードアップする。
他にも、意識せずに習慣化していることや、意識して良かれと思っておこなっていることにも
自分にとってマイナスになっていることは、必ずあるはず。
気が付いた時に、とっさに正しく変化をするぞと、素直に思い。
イチローは、どんな時でも全力尽くし、最大のパフォーマンスを発揮する。
「イチローを まぶしく見つめ 後を追う」
ー会社生活が充実することー
2014年12月17日 16:21
『一にち一みり』 NO.020
ー会社生活が充実することー
会社でおこなう主たることは、仕事をすること。
会社生活のほとんどの時間は、仕事することに費やしている。
会社生活が充実することとは、仕事することが充実すること。
仕事が充実することとは?
仕事することに生きがいを感じる。
仕事が好きだ。
仕事は面白い。
仕事にやりがいを感じる。
このような気持を持つことは、どういう状態にあることか、どういう状況にいることか?
⚪︎仕事能力編
仕事ができる。
皆に期待される能力を持っている。
仕事の一芸に秀でている。
あいつに任せれば必ず結果出す。
やるためにを、すぐに考え即実行。
みなまで言わずとも、あらゆることに目配り気配り仕事を完遂。
先頭に立ってやり抜く力。
⚪︎取組む姿勢編
何にでも前向き、ハイ マカセテクダサーイ、と大きな返事。
すぐに動き出す、フットワークの良さは社内一。
何でも受け入れる器の大きさ、声かけやすい。
最後の砦だ、君しかいない、頼みやすさは天下一品。
周りをパッと明るくしてくれる。
分からなければ、皆を代表すぐ質問。
仕事が好きそうにみられる人だ。
失敗したら、すぐごめん。
こんな人物には、仕事がどんどんやってくる、
一生懸命取り組む結果、仕事能力飛躍する。
ますます仕事が充実し、仕事人、プロフェッショナルへと進化する。
進化、成長すべき方向は分かった、
時間をかけて磨いていこう、必ずプロの高みを極めるぞ。
ー貢献するということー
2014年12月16日 11:08
『一にち一みり』 NO.019
ー貢献するということー
貢献という言葉
ある物事や社会のために役立つように尽力すること。・・・デジタル大辞泉
ある物事や社会に対してということは、最終的には人に役立つように尽力すること。
人に対して、役立つように尽力する。
人に対して、与えること、手を差し伸べること、助けること、親切にすること。
人に対して、知恵を用いる、体を使う、汗をかく。
これを全て貢献と言ってしまおう。
貢献とは、対価を求めないもの、無償の行為でなければいけない、という人もいる。
「情けは人の為ならず。」
人のために尽くすということは、巡り巡って自分にも返ってくること。
「自利とは利他をいふ」
利他の実践そのものが自分の幸せだ。
いずれも自分にリターンがあるということ、と解釈してしまおう。
人に貢献するということを、投資に対する利回りと考えてみよう。
貢献は投資。
投資には、
有形投資は物やお金を届けること。
無形投資は行動や知識や知恵を用いて、喜び、満足、感動を届けること。
リターンは利回り。
⑴等価交換を求めない。
物には物で返す、金には金ではなく、有形、無形取り混ぜてさまざまな交換の仕方を良しとする。
⑵ことなる人から
投資した相手からの利回りというよりは、ことなる人から返ってくるものと考える。
⑶時間差、時代差
投資は一生掛けてと考え、時間差、時代を超えて返ってくるものと考える。
小さくとも実践することが大事、こんな風に考えて、気軽にできることからやっていくぞ。
ー私にとってのお客様ー
2014年12月15日 20:50
『一にち一みり』 NO.018
ー私にとってのお客様ー
会社にとって最も大切なのはお客様。
ほとんどの会社は、お客様第一、お客様主義など、お客様が最も大切だと標榜している。
会社にとっては、お客様が存在して始めて、商売が成立する。
個人の生活を送る上でも、金銭ということではなく、
相互に、協力したり、信頼し合ったり、教えたり教えられたり、学びあったり、
さまざまな形の価値や成果のやり取りをしています。
個人の生活を送る上でも、お客様が存在して始めて、
一人一人の生活が成立しているのだと思います。
企業活動の、価値の提供と、提供により成果を得るという関係と似ていると思います。
先ずは、会社にとってではなく、最も身近で分かりやすい、
会社人としてではなく、個人の私にとってのお客様を考えてみよう。
私のお客様は誰か?
私の周りには、そこそこ多くの人がいる。
妻に息子たち、親兄弟、いとこや親戚。
学生時代の友人知人。
会社で知り合った人達、さまざまなネットワークで知り合った方々。
私にとってのお客様は誰か?
私が提供できる価値を、私が提供すべき人、提供したい人、提供できる人。
この地球上の70億人の中から、袖すり合うも他生の縁、知己を得る、ということは
偶然をなんども重ねる、偶然の何乗もの確率での出会いということ。
ということは、私にとってのお客様は、ご縁、類は友を呼ぶ、
見えざる力の結果としての、知り合い全部。
もちろん、お客様を広く捉えると、
寄付などの価値の提供の対象となる、見ず知らずの人達もお客様と呼ぶことはできる。
先ずは、今までに出会った人々と、これから出会う人を、私のお客様としよう。
お客様が大切にしている価値を理解し、提供する。
ターゲットは定まった。
価値の提供とは、相手に何か貢献を果たすということ。
貢献の濃淡はあるものの、私の大切なお客様に、
ほんのささやかなことでも相手にプラスを考えて、行動だ。
ー全ての行動を能動化する 3ー
2014年12月14日 11:20
『一にち一みり』 NO.017
ー全ての行動を能動化する 3ー
よく仕事に追われるという言葉を聞く。
次から次に湧き上がる仕事にせきたてられるように仕事をする。
言い換えると、常に締め切りに追われる、誰かと決めた期限に縛られ続けること。
使える時間をどのようにコントロールするか、どのように制するかという問題。
期限を定める、期限を定められる関係は何も、上司と部下ばかりではない。
編集者と作家、来月までに100枚お願いしますよ、了解ー。
妻と夫、今度の結婚記念日には温泉に。
親と子、次の休みにキャッチボールを必ずやろう。
必ずお互いに約束を交わしている。
日常生活には、大小を問わずコミットすることには事欠かず、次から次にやってくる。
そして約束を交わした期限も、必ず、間違いなくやってくる。
①取引先の、あの人との約束はすごく大事だ即取り掛かろう、首尾よくいった。
②約束したことを、やらなければとふと頭をよぎる、されど一歩が踏み出せない。
③完璧に失念、忘却の彼方へ。
①は何ら問題無し。
③は単に、失望、怒り、諦めとなって信用、信頼を損なう結果を招く。
②を克服するにはどうすれば?
これを一枚に分かりやすくまとめておいて、君は今忙しそうだから、3週間後までにお願いね。
分かりました、やっておきまーす。
大抵は、やらなければやらなければと先送り、3週間後の前日に残業をしてやっつける。
まさに締め切りに追われて、大やらされ感の仕事となってしまう。
上司に見せたとたんに、これは私の求めたことじゃあーりません。
このように、あのように訂正、修正願います。
毎日やらなければと、私の頭を占拠していた面倒なことに、またもやあれこれ煩わされる。
仕事はつらいな、面倒だ。
準備をして臨まないばかりに、やっつけ仕事は上司の意図に合致せず、精度が悪く手戻りも。
自分にとっては、気持ちも、労力も、時間も大きなロスとなる。
上司の時間もロスになり、仕事そのものも遅延する。
会社にとっても生産性の大幅ダウン。
三方いずれもマイナスだ。
克服するには?
⚪︎すぐに少しでも取り掛かる、準備する。
⚪︎取り敢えず不完全でも構成を考え、箇条書き。
⚪︎そこを通った上司を捕まえ、こんな体裁で考え始めましたご意見を。
私の意図と少し異なる、これ付け加えてやってみて。
⚪︎取り敢えず完成させて、次の仕事に取り掛かろう。
⚪︎ふと寝る前に、あの資料明日提出だ、少し構成直した方がいいかもね。
⚪︎翌朝一番、手直し完璧だ、できましたー。
⚪︎自分の仕事、上司の仕事、会社にとって、三方まさに大満足。
キーワードは、すぐに取り掛かる、不完全でもアクションを始めることだ。
ー全ての行動を能動化する 2ー
2014年12月13日 16:53
『一にち一みり』 NO.016
ー全ての行動を能動化する 2ー
□行動するということは、何をなすためか。
行動することとは、二つのことをかなえること。
ひとつは、行動することにより得られる目的を実現すること。
もうひとつは、目的に達するための手段を考える力を養うこと。
行動する前に、まずは目的をはっきりさせ、次に手段を考えよう。
このように行動することとは、ことの大小によらず、必ず2つのステップを経ておこなわれる。
目的をはっきりさせ→手段を考え、工夫して 行動する
⚪︎目的をはっきりさせる
単に山に行きたいではなく、エベレストか高尾山か、シーズンはいつ、誰が・・・
⚪︎手段を考え、工夫して
まずは体力気力をいつまでに、どのように鍛えよう。装備は予算は・・・
行動することとは、会社で言えば、仕事する、プライベートではなんらかの活動をするということ。
□全ての仕事も活動も、やらされ感ではなく、やりたいことに転換する、能動化するには?
指図されてやる仕事、やりたくないと思う仕事をなぜ面白くないと考えるのだろうか。
⚪︎目的について
目的を自分の頭で理解していない。
与えられた目的に納得していない。
指図された人と目的の合意がなされていない。
他にもっと優先すべき目的がありそうだと考えてしまう。
⚪︎手段について
自分にとって得意ではない。
自分にとってむしろ苦手だ。
やることが難しそうだ。
やることが辛そうだ。
やりたいにことに転換するには。
目的をはっきりと定義する。関係する人と合意する。
手段については、自分ができるように工夫する。さまざまな困難を克服する方法に知恵を発揮する。
目的と手段について、自分の頭を駆使して考えるプロセスを経ることで、
私ごととして、私の仕事としての意欲、やる気に着火する。
□指図する立場の人、上司の部下育成の大事なポイントは?
さまざまな仕事に駆けずり回る部下たちに、目的は?何のために?
常に質問をしつこいくらいに繰り返す、徹底的に目的を考える習慣を植え付ける。
大事なことは、答えを教えない、部下に考えさせて、答えを引き出す。
次に大事なことは、手段は任せる。
部下の創意工夫がどんなに不合理、生産的でなくとも、まずは任せる、指示をせずに我慢して見守る。
この過程が、部下にとって最もさまざまなことを学ぶ場となる。
部下の一部始終を観察し、
よくがんばった、結果を出せておめでとう、でもやり方は改善の余地が、と指導する。
こんな上司が最高だ。
ー全ての行動を能動化する 1ー
2014年12月12日 15:46
『一にち一みり』 NO.015
ー全ての行動を能動化する 1ー
会社の仕事も家庭での役割も、やりたくないこと、面倒なこと、
やらされ感たっぷりで嫌になってしまうこと数知れず。
自分がしたいことや、自らおこなおうとすることは、案外少ない、少数派。
本当の心は、したいことだけ好きなようにできればすごくハッピー。
やらされ感たっぷりの嫌なことこそ、仕事だから、家庭での役割だからと、
仕方なく、割り切って、淡々と、こなさなければいけない。
ちょっと待て、やらされ感の行動を、やりたい行動に転換できないだろうか。
そうすれば、全ての行動をやりたい行動とすることが可能となる。
行動することと、ポジティブ、前向きにするという意味での能動化ということを考えてみる。
行動には、自発的にやることと、指図されてやることがある。
行動には、やりたいことと、やりたくないことがある。
行動には、やるべきことと、やらなくてもよいことがある。
能動化することとは、自分ごととすること。
能動化することとは、責任を持とうとすること。
能動化することとは、受け身、やらされ感を無くすこと。
能動化することとは、やる気を持って意欲的に取組む姿勢となること。
能動化することとは、行動の結果の完成度を高くすること。
やるべきことに対する、指図されてやること、やりたくないことを能動化できれば、
全ての行動の能動化を達成することになる。