一勝負事を見て考えたー
2015年1月24日 20:58
『一にち一みり』 NO.056
一勝負事を見て考えたー
昨日から今日にかけて、サッカーにテニスにと、TV観戦が忙しい。
サッカーはアジア選手権、テニスは全豪オープン。
過去の成績から判断したランキングの上下はあるものの、本戦に勝ち残るチームや選手、
あるいはシード選手は、誰もが強い、誰が勝ってもおかしくはない。
昨日からの二つの試合、どちらも相手に先行を許す。
サッカーは負けて、テニスは逆転勝利をつかむ。
どちらもかなりの長時間試合が繰り広げられる。
時間の経過に従って、疲労が蓄積、コンディションは刻々変化して、長丁場の中での一進一退。どうして、一方が勝ち、一方が負けたのだろう。
私のスポーツのキャリアは、サッカーは会社の飲み会に行きたくて数試合だけ数合わせで出させてもらった程度のみ。テニスは、何十年と草テニス、全く上達せずにあきらめた。
こんな私が言うことには、一切の信憑性はありません。
テニスの場合は、短い時間の間に必ず双方がポイントを奪い合う、あるいは双方にポイントを与え合う。サッカーの場合は、ゴールネットを揺らさない限り得点は入らない。どんなに有利な状況で、どんなに相手より無茶苦茶頑張っても、ゴールをしない限り徒労に終わる。
どちらも相手よりポイントを上回らない限り勝利しない。
ポイントとは結果を出すこと。結果を出すこととは、数少ないチャンスを決めること。
さらには、イージーミスをして相手にポイントを与えないことだ。
私のテニスは、全てのショットを加減せず、全てに渾身の力を振り絞りエースを狙う。
正直、ほとんどのショットはイージーミスの繰り替えし、自滅の連続。
ダブルスの仲間の選手にすいませんねと、手を合わせることばかり。
かなり乱暴な物言いだと重々承知しているけれど、
勝負とは、試合中に巡ってくる数少ないチャンスに決めることと、ミスを最小化することだ。
野球でも攻めか、守りかなどど、得点能力か、失点をしないチームかということが語られる。
誰かと競うということでなく、日常生活でも、何かを成したい、何か達成しようとするには、
きっと、単に毎日努力してます、頑張っていますということではないはずだ。
小さくとも目で見える結果を残すことを、繰り返すことではないか。
結果を出す訓練を日々おこなうということじゃないかと、ふと思う。
一マクロとミクロー
2015年1月23日 15:36
『一にち一みり』 NO.055
一マクロとミクロー
ついこの間の総選挙、景気は良くなった、いや自分には良くなったと感じないと、議論百出。
日本全体から見れば、人口減少を止める策は無く、かつての高度成長時代の到来はあり得ない。国が生み出す付加価値の総和のGDPの成長も、今後途上国には遠く及ばないことは明白だ。
一国のこのような状況も、世界全体の政治、紛争、経済、気候などのうねりに連動し、
円安円高、デフレにインフレ、景気の良し悪し、めまぐるしく変化を続ける。
このようなマクロ的な経済情勢の分析や評価は、政治家や経済学者、マスコミに任せよう。
賢明な経営者にとっては、経済情勢がどう転ぼうが上手く経営する、
上手く舵取りをしたいと、必死になって考え行動するのだと思います。
円安円高どちらに振れても可能な限りのリスクを回避しようと知恵絞る。
景気全体が浮揚していても、思わしくない企業は沢山存在する。
景気の変動に関わらず増収増益を何十期と続けている企業もある。
マクロ的な経済情勢に事業や商売が強く影響を受けることは間違いない。
従って、マクロ的なトレンドを把握しようとすることは大切だ。
ミクロの大きな集合体が、マクロを動かしているとも言える。
ただ、経営者とは、我が事業、ミクロに大きな責任を負っている。
私達は経済情勢が短期的にも中期的にも、必ず大きく変化することを過去から学習している。
変化することが、良いことなのか、悪しきことかは、個々の事業の特性に応じてさまざま。
結局は、マクロ的な経済変動が必ず起こるという前提で、
個々の事業の特性に応じて、自己責任で先手先手を打っていくしか道はない。
ミクロ的に考えれば、事業に責任を負う人の知恵と工夫、才覚により、
事業を持続させるかやめるか、他事業に注力するか、新たな事業を始めるか、などを判断する。
先日、42期増収を続ける社長からお話を聞く機会に恵まれた。
幼稚園に出向いての出張体操教室や体操クラブ事業。
当初は、そんなことはビジネスになり得ないと、誰からも相手にされなかった。
腰掛け社員ばかりで、入社してもすぐに次々に辞めてしまう。
ある時に、社員の結婚式に招待されて、社員とご家族の生活に責任を持とうと考え始める。
以来、社員の幸せのためを目的として、少子化という逆風下にありながら、42年間連続増収。業界一般の営業利益率が5%満たないところを、10%を優に越える利益率。
おそらく、当初はそんなに強い信念を持てずに試行錯誤を繰り返す。
やがては自分の道は間違ってはいない、いやこの道しかないと揺るぎない信念が形成される。
子供の数が減れば減るほど子供はダイヤモンドに変化する。
少数な子にかける、両親や両両祖父母の熱意やコストが飛躍する。
周りの動きに流されずに、決然と我が道を自信を持って歩んだ結果だ、と感動しました。
まさに一つのミクロも、動き方一つで、マクロの動きに翻弄されない好事例だと思います。
一百聞は一見に如かずー
2015年1月22日 16:58
『一にち一みり』 NO.054
一百聞は一見に如かずー
格言の中ではよく用いられる言葉。よく引用されるということは、
妥当性が高い、多くの人がそうだと信じていることだと思います。
物事をどのように捉えるか、評価すべきかを、見事に現している言葉だと思います。
百聞は一見に如かず。
百聞ということ、
一見ということ、
如かずということを、考えてみる。
□百聞ということ。
◇多くの人の声を聞く。
◇人を介しての間接的な考えや思いの数々を知る。
□一見ということ。
◇自分の目で見ること。
◇現場や現地に足を運んで調べる。
◇現場や現地でさまざまな人に会う、声を交わす。
◇人のフィルターを通さずに自分の視点から観察する。
◇目で見るばかりではなく五感を駆使して感じる。
◇新聞記者の取材や刑事の現場百編のイメージ。
□如かずということ。
◇百の伝聞は、自分の目で見る確かさに比べれば、遠く及ばない、かなわない。
◇物事を客観的に、正しく把握するためには人を頼らずに、自分の足で情報収集をすべき。
◇人から伝わる情報は正に玉石混交、種々雑多、やはり自分の目を信じよう。
◇人の考えには必ず先入観や偏見、思い込み、つまりバイアスがかかっていることを知ろう。
◇もちろん自分の考えや思いにもバイアスが存在していることを折り込んで、
自分の考えや判断を求めていこう。
よく災害心理学などで、正常性バイアスという言葉が用いられます。
何か異常な事態が起こっても、いつもの日常、正常の範囲内だと捉えようとする心の動き。
変化する事態に対し、心を平静に冷静に保とうとする動き。心にとっての安全策。
災害に直面しても、大したことではないと思い込もうと心が動く。
実際の災害の現場で、とっさに逃げるべき事態に遭遇しても、
行動にブレーキをかけてしまうこともある。
自分にも当然ながらバイアスは存在します。
ただ、自分以外の、会ったこともない見ず知らずの人が、
どのようなバイアスを持っているかは全く分からない。
あるいは、意図的、恣意的にある考えに誘導している可能性もある。
人の意見や考えを丸呑みすることの不確かさ、危うさは十分に理解ができる。
いつも現場を訪ねることは無理でも、この人の言うことは本当か、
間違っている可能性もあるかもしれない。
必ず一旦自分の頭の中を通して考えて、判断する習慣が必要だ。
では、よく知っている仲間や信頼を置いている部下の意見や考えは、どのように聞くべきか。
相手の考え方や考えをよく理解している間柄、先ずは意見や考え尊重しよう。
ただ考えを最終化する場面では、自分の目で確かめる、
自分が本当に心から納得するプロセスを加えることが大切だ。
ー時間を作るー
2015年1月21日 20:39
『一にち一みり』 NO.053
ー時間を作るー
世間には、すごい人、スーパーな人がいます。
たくさんの仕事をこなし、交友関係幅広く、幾つもの趣味は玄人はだし。
昼はサラリーマン、自分の時間にせっせと小説書き溜めプロデビュー。
二足、三足のわらじを履いて生活しても、まだまだ何かやりたい挑戦したい。
確かにこんな人は存在します。
普通の人は、やるべきことや、やりたいことはたくさんあれども、忙しいので先送り。
1日24時間は誰にも平等に割り振られている。
自分がやるべきことに、スマートに時間を用いることについて考えてみたい。
□限られた時間を最大限に活用するには。
◇一つの仕事、一つの作業、一つの行動などに、
何分で、何時までにとデッドライン、締め切りを付ける。
◇締め切りに間に合わせるには、二つのことが肝心だ。
どのように進めることが合理的か、段取り、作戦を練る。
次には、脇目も振らずに、その事に集中する。
◇締め切りが来たら、素早く次のことに取り掛かる。
ここで大事なことは、前にやっていたことをスパッと忘れて、
次の課題に心と考えをチェンジする。切り替え上手。
◇次々にやることを、ゲームのひとつひとつをクリアしていく感覚で楽しむ。
◇そうはいっても、やはり1日は24時間しかない。
1日に割り当てられた時間の駒は24個、駒を自分の思いどおり動かすためには、
足し算引き算が大切だ。
◇先ずは足し算。
今日やるべきこと、今日やりたいことを考えて、
とにかくそこに、時間という自分の資産を集中投下しようと決意する。
プラスの時間、用いる時間を定める。
◇次には引き算。
そのためには、テレビをぼっと見ている時間、FBをのぞている時間や、
飲み会のはしご酒に費やす時間、などなどを削減する。
自分に取って大切なことをおこなうために、時間を差し引き、時間を作る。
◇一番大事なことは、
1日の中に、絶対にやるべきことを、自分にはあると自覚することと、するという覚悟。
1日の中の限られた時間に、即座に行動に移せるほど、やる事が具体化されていること。
□自ら時間を作り出すことのメリット。
◇時間に追われる、いや決して時間は追いかけてはこない。
時間を意識していない自分が、時間に追い込まれるということ。
追い込まれると、やらされ感や焦燥感に駆られてしまい、決して心地いいとは思えない。
◇時間を意識して、自分で時間をコントロールできればしめたもの。
ひとつひとつを、「一丁あがり」とクリアする感覚で、達成感や充実感を味わおう。
「降るみぞれ そばの熱さが 身にしみる」
ー先生を探す 先生から学ぶー
2015年1月20日 22:54
『一にち一みり』 NO.052
ー先生を探す 先生から学ぶー
今の世の中、リアルな場で人に会わずとも、ネットにスカイプ、DVD、
何かを習う、教えてもらう手段にはことかかない。
読んで理解する、見て理解する、聞いて理解する、あるいはこれらのさまざまな組み合わせ。
時間を選ばず何時でも、地球の裏側でもどんな場所でも学ぶことができる。
一方、直接対面しての教えの場、講演や座学、会話を交わすなど、昔から綿々とおこなわれてきたさまざまな方法もあります。こちらにも濃淡はあり、1,000人を前にしての講演会と二人だけでの教えの場とは、ずいぶん環境が異なります。
ただし、こちらは設定された時間に、指定の場所に足を運ばなければ、
お会いすることはかないません。
何れにしても、学ぶ手段の選択肢はかなり多い。
すごく恵まれた環境にいることは間違いなさそう。
ここ数年の私の経験からは、やはりリアルの力、直接声を交わせる距離で習うことのインパクトは、どのツールよりもはるかに大きいと感じます。
現在進行形で、何かを成している人の説得力ほど大きなものはない。
経験を有する人の発信する声ほど、納得感を持って、確信を持って聞くことができる。
やはり、メンター、師匠 、呼び方さまざま、ニュアンスもそれぞれですが、
先ずは、これはと思う先生を探したい。
五感を駆使して、息遣いや熱を感じて学べる場ほど貴重な機会はありません
もう一つ、歴史上の人物を師匠と定めて、追っかける。
追っかけるとは、その人の生きてきた歴史を知ること。
その人の著作や作品、その人について書かれた書籍を追い求めるということ。
これはと思う人や歴史上の人物だけが先生や師匠ではない。
頭がさがる人、自分にはないものを持っている人、すぐ身近にも尊敬できる沢山の人がいる。
先生や師匠を持つことの大切さ。
自分が進むべき道を指し示し、そのまま真っ直ぐ突き進めと背中押し、
壁があるのは当たり前、やめなければ必ず壁越えると、
常に自分の味方になってくれるのが、先生、師匠。
このように考えると、人との交わりはもっともっと楽しいことになるはずだ。
ー自分変革 6ー
2015年1月19日 19:42
『一にち一みり』 NO.051
ー自分変革 6ー
自分が最高と思える自己を目指すには。
自分が行きたいところに行く方法は数あれど、やはり考え抜いて自分で決めた方法で行くべき。
この世の中には行く方法を指南する本があふれている。
直ぐに、簡単に、汗をかかずに、頭も使わず、あの手この手と、かなう方法伝授します。
さらには、偉い人の成功物語や格言集。どれも立派な言葉にあふれています。
このような本を手に取り100冊ペラペラページをめくっても、きっとなんの変化も起こらない。
それは自分のことは自分にしか分からないからだと思います。
自分に先天的に受け継がれたDNAと後天的な環境によって形成される自分の個性は、
この世の中で唯一無二。今までも、これからも、ただひとつ。
このただ一つの個性を操れるのは、この個性の持ち主のみ。
この個性を操る方法は、急がば回れ、自分で答えを見つける方法しかありません。
外側に答えはなく、時間をかけて自問自答を繰り返して探し出す。
もちろん本から学べることは無限大。
本は、先人の知恵や、成功物語や失敗談、様々な考えの見本市。
本を沢山読んで、ヒントや刺激をもらいましょう。
本当に自分のものとする、そしゃくして、消化して、我が身体の一部にするには、
100冊ではなく1冊を、深く深く、何度も何度も読み込むことだと思います。
先人の先例が、実は自分にすごくマッチしているかもしれません。
自分が選択した1冊から、後天的な影響を強く受け取るということかもしれません。
大切なことは、さまざまな影響を受けながらも、自分で探した答え、
自分で考え編み出した答えだと確信して、次のステップに進むことだと思います。
これが自分で答えをみつけるということだと思います。
自ら、目指すゴールを定め、
自ら、到達する方法を探しだし、
自ら、日々行動する。
目的→手段→行動 常に自ら、このスパイラルを回すことだ。
ー自分変革 5ー
2015年1月18日 12:10
『一にち一みり』 NO.050
ー自分変革 5ー
1日だけを妥協せず。
これから先の方向が定まった。
徹夜してすぐに達成できることであったら、あっという間に解決しよう。
おそらく人生の棚卸しをして定めた、自分の自己実現したいことは、
一朝一夕でかなう事ではないはず、長い道のりを要する志し。
ゆっくり時間をかけて取り組みたい。
先ずは、今までの自分に対し小さな小さな変化を始める。
今まで普通に送ってきた日常に小さな変化をつける。
□良い習慣を始める前に、今の生活での悪しき習慣を見直そう。
◇自分に取って、できたらやめたい、前からずっとやめようと思ってることを考える。
タバコ、暴飲暴食、夜更かし、慢性寝不足・・・
◇一つ一つが自分にとってどんなマイナスもたらしているか、これからどんな事態になるか、
よくよく考えてみて、賢明な私ならどうすべきか、どうしたいか判断する。
◇自分に取って悪しき習慣を、スパッとやめることができれば良いけれど、
長い時間をかけてゆっくりとせっかく習慣にしたこと、そう簡単にはやめられない。
頻度や量、割合を少しづつ減らして、自分にとっての良い影響を味わってみよう。
確かに、フィジカルにも精神衛生にも好影響が分かればしめたもの。
◇全てがマイナスに働くわけじゃない、自分に取ってプラスに働く、薬になることも。
要は程度の問題、どの程度が自分に取って最適か、自己責任で判断しよう。
□良いことを習慣化することを考えよう。
◇長らく、やるべき、やってみたかったことについて考える。
本を読む、早く起きる、運動をする、勉強をする、資格を取る・・・
◇1日5分、10分毎日毎日続ける、できる時間をねん出してとにかく今日から始めてみる。
明日になったら今日一日だけは何が何でもやってやる。1日だけを妥協せず。
これを繰り返すことが、日々継続、継続は力なりと思う。
□最初は小さく変化する。
こうして、自分が向かうべき方向にアプローチを始めよう。
少しづつ実現したいことに、小さいながらも着実に歩みを始める。
よし、変化しようとまなじり決して、冒険、リスク、お金をかけない方が賢明だ。
会社を辞めたり、転職したり、起業をしたり、高い教材に投資する前に熟慮しよう、考えよう。
先ずはすぐ身の回りからできること、本を一冊買って読むことから始める。
小さな良いことを習慣化して、少しづつ自己の成長をはかる、自分磨きに精を出そう。
どうしても冒険したいというならば、十分に時間をかけ準備してから乗り出そう。
ー自分変革 4ー
2015年1月17日 10:11
『一にち一みり』 NO.049
ー自分変革 4ー
これから先の方向を定める。
自分が大切にしてきた価値や個性に整理がついた。
これらを基に、これからの自分の方向性、軸、羅針盤となることについて考えよう。
□これからの自分の歩む方向、目的。
◇新たなことにチャレンジする。
◇人に頼られ、信頼されることをする。
◇実務を通して結果を出す。
自分が大切に思うことを中心に据えて、現段階で考える、あるべき姿を考える。
短期的には、今の仕事を、何をゴールに、どのようにやっていこうか。
3年後、5年後どうありたい。
10年後、さらには一生かけてどんなことを実現したい。
□目的に達する具体的な手段。
◇やがてはひとりで起業しよう。
◇先ずは一人一人に焦点を合わせ、個人個人がタフにどこでも生き抜ける支援をしよう。
◇働く人が生き生きと働き、仕事の成果を発揮する組織創りのお手伝い。
一連の大切な価値探しは、行動し実現をはかるためのもの。
ここからの日々、実現に向けての具体的なアクション続ければ、必ず実現できると信じよう。
なぜならば、誰にも影響されず、邪魔されず、自分の一人のみの自己実現だからこそ。
自分がおこなうことにブレーキをかけなければ、大きな成長を果たすことは約束されている。
ただ、一連の作業は今までの我が人生を振り返り、結果からトレースしての探し物。
これから先には、さらにプラスアルファの未知の喜びが待っている。
まだ見ぬ感動や、未知との素晴らしい遭遇を期待して、ワクワクしながら進んでいこう。
ー自分変革 3ー
2015年1月16日 07:35
『一にち一みり』 NO.048
ー自分変革 3ー
自分が大切にしている価値を知る。
棚卸しした内容を吟味する。
特に、感動した、嬉しかった、満足した、楽しかった、充実していた、達成感がいっぱい、
などのポジティブな思いの数々を、改めて書きだしてみよう。
さらには、自分が好きなこと嫌いなこと、得意なこと苦手なこと、自分のくせなども。
これが私の大切な価値を表す生のデータ集となる。
ここからしばし、じっくり時間をかけて、一つ一つを掘り下げる。
どのような状況、環境が自分を喜ばせたのか、
なぜそのような感情を抱いたのか、その時の心情に至った訳を考える。
自分の持っている大切な価値のエッセンスを抽出する。
このエッセンスが、言って見れば我が個性。
そうそう簡単にこの個性は変えられない、変わらない。
これから末永く付き合っていくしか道はない。
□大切な価値のエッセンス。
◇冒険する、未知への憧れが強い。
◇ひとりプチ冒険することや、ひとりでいることが好きだ。
◇皆でわいわいも大好きだ。
◇とにかく褒められると嬉しい。
◇信頼されることにすごく大きな価値を抱く。
◇苦労や困難があってこそ達成考が得られると思っている。
◇先輩、年上の人より、後輩、自分より若い人と交わる方が好きで得意だ。
◇親分にも子分にもなりたくない。
◇大勢に流されたくないと思っている。
◇人に貢献することに強い憧れを持ってきた。
◇若い人の成長を後押しすることに強い生きがいを持っている。
◇とにかく行動し結果を出したい。
例えばということで、私の大切な価値のエッセンス。
ここまでが、今までの結果を見て判断した自分の価値。
エッセンス集にある価値を満たすことが、自分にとって大切だ。
ここから未来に向かってどうしたい、どうありたいと考え始めよう。
ー自分変革 2ー
2015年1月15日 08:43
『一にち一みり』 NO.047
ー自分変革 2ー
今まで歩んできた道を振り返る。
商売は必ず棚卸しをします。商品はお店というスペースの中を流通します。
売れた商品は買ったお客様がお金と引き換えに、お店から外に持ち出します。
お店の商品を補充するために、新たな商品を仕入れます。
お店の外から、お店に商品がどんどん持ち込まれます。
これ以外にも、お客様に間違って、たくさん商品を渡してしまったり、渡し忘れたり。
期限切れや、壊れて廃棄する商品や盗られてしまう商品もあります。
棚卸しとは、このように商品とお金が複雑にフローしている商売に、
いったいいくら儲かったか、一定期間の区切りをつけてはっきりさせることです。
その間の商売のコンディション、内容が、良かった悪かった、改善ポイントはどこにあるか、
を振り返ることでもあります。
□今までの歩みを棚卸ししてみよう
◇生まれた時から順に今までに何があったのか、何をしたのか、どう思ったのかメモを取る。
◇幼稚園、小学校、中学校・・・20歳ぐらいまではかなり小刻みに振り返るチャンスがある。
◇社会に出てからは、振り返りのタイミングは人それぞれ。
◇歳を取れば、昨日今日のことよりも、昔のことが鮮明に蘇る。
◇メモを元に、簡単な自分史を書いてみる。
□棚卸しから見えてくること
商売だとすると今までの商売のコンディションが明らかになる。
ということは、今までの我が人生のコンディションがだんだん分かってくる。
例えば。
◇なんと恵まれた環境だったのかと改めて再認識する。
◇勝った負けたはないけれど、もう少し楽しい時間を増やしたい。
◇あの時やっておけばと悔やまれる。
◇あの時にやっておいて良かったと胸をなでおろす。